薬剤師が転職をするハードルは決して高くないと思ってはいませんか?
少し前までは売手市場、特に薬科大学がない地方などは高額な案件も多数ありました。
しかし、薬剤師の有効求人倍率はその他の求人とは状況が大きく異なり年々、求人数が少なくなる傾向です。
併せて昨今のコロナウイルスの影響による調剤薬局の売上の低下が影響し、売手市場から買手市場に大きく変わりつつあります。
私もそうなのですが、転職を考えるときは今の職場に何らかの不満があるかと思います。
その不満を抱えたまま仕事をするのか?もしくは実際に転職活動をして転職をするのか?
転職するならどのタイミングがベストなのかを考えてみました。
>>薬剤師が求人情報を使って仕事を探す際のポイント
薬剤師が転職をするベストな年齢やタイミングは?
大前提として転職をする際には現職先に迷惑が掛からないように配慮したうえで退職をすることが基本だと思います。
特に調剤薬局では薬局間で薬剤師の評判などが人事権を持つ方に伝わっていたりすることがあります。
無理な辞め方をすることで転職先の候補が減ってしまう場合もあり得るため、しっかりと円満退職ができるようにしたほうが良いと思います。
基本的には1か月前までに経営者に相談
企業ごとに「退職をする場合には〇ヶ月前までに申請をする」といった規定を設けていることが多いので基本的にはその規定に従う形で円満に退職ができます。
ただし、ご自身の任されている仕事、責任などによっては規定よりも猶予をもって伝えることが必要になることもありますので、あくまで目安の一つと考えていただければと存じます。
ちなみに今の職場では退職の1か月前までに届け出をすればOKとのことでした。
上司との関係など一概には言えませんが、少しづつ話していくと、いざ退職となった場合にもトラブルになりづらいと思います。
ベストな転職タイミングは?
具体的な転職のタイミングについて考えてみたいと思います。
転職のタイミングとしては他の職種などと同様に一般的にはボーナス支給後のタイミングで転職をされる方が多いです。
また通常であれば、ボーナス支給前の段階で転職をするとわかっている場合はボーナスの支給額が減少する可能性もあります。
ボーナス後に動かれる方の多くはボーナス支給後に退職の意向を伝えて、1カ月後程度に転職というスケジュールで動かれる方がほとんどみたいです。
また、時期的には夏場の閑散期は求人数が少なくなる傾向があるので、求人数が多くなる冬場の繁忙期に転職活動をすることが好条件での転職につながりやすいです。
以上を踏まえると一番いいタイミングは冬のボーナス支給後が一番望ましいタイミングと考えます。
転職する年齢は20代だと早い?
薬剤師の転職市場においては、今までは薬剤師不足により年齢や経歴などにより書類選考が通らないといったこともあまりない状況が続いていました。
ですが冒頭で述べた通り、昨今では状況が大きく変わりつつあり、求人によっては書類選考で落ちるケースも増えてきています。
今現在でも「正社員は転職回数〇回以下まで」「年齢は50代まで」といったような採用条件を設ける企業もあり、今後はより多くの薬局で採用条件の厳格化が想定されます。
最近、私が聞いた話ですとできれば45歳以下との話もでていました。
一般的な転職市場と同じように20代など年齢の若さに関しては特に採用条件に合わないと判断されることはほとんど無いのであまり気にする必要は無いです。
また人事も店舗管理者よりも高齢の方が入ると管理者がやりにくいだろうなど考慮して採用をしているケースも多いので若いに越したことは無いかもしれませんね。
もちろんいくら年齢が若くても早期退職が続いているような場合は不利になる可能性が高いので十分注意しましょう。
New Normalでの転職は状況が変わりやすいと思いますが、常に最新の情報を発信できるように頑張ります。
その後私は紹介会社経由でMRに転職できました!
こちらの記事でご紹介しています。>>MRに転職できました!