ジェンマブ、バイオバリン、レオファーマなど外資系製薬会社が国内でも徐々に採用活動を積極化してきているようです。
私も外資系の製薬会社への転職組として、「ぶっちゃけどうなの?」と聞かれることが増えてきました。
実際のところ、私は転職を考える周りの友人たちには、外資系製薬会社への転職をおすすめしています。
オススメの転職エージェントJAC Recruitment
ただ、向いている人と向いていない人がいるのも事実ですし、逆に私の職場(外資系製薬会社)でも退職者もいますし、
人によって好みの働き方もことなりますので、一括りに外資系といっても千差万別で会社によって雰囲気や待遇なども大きく異なると思います。
どんな人が外資系製薬会社への転職が向いているのかという点と、良く聞かれる私の転職経緯をお伝えします。
どんな人が向いている思うのか?
個人的な感想にはなりますが、以下のような人が向いているのかなと考えています。
目的意識がはっきりしている。
転職の動機は人それぞれ様々だと思いますが、転職の目的意識が明確でそれと会社の方針が合っていることが
一番ではないかと思います。外資系企業は社としての強みや目的がはっきりしていて、それを全面に出しているケースが多いと感じます。
例えば、ジェンマブだと「抗体の力で、がんと闘う」と明確に謳っていますし、
皮膚科領域はレオファーマ、希少疾患のバイオマリンなど強みや目的などを明確に表示されており、企業イメージとしても浸透しています。
転職して仕事をする際にも、自分がどのようにそこで活躍したいのかどのような仕事がしたいのかが明確であることが一番だと考えます。
自己管理ができる人
私も転職してから感じたことですが、働き方の自由度は非常に高いです。手を抜こうと思えばいくらでも手を抜くことができます。
ただ、それらは完全に評価になって自分に戻ってきます。
管理された職場であれば、指定された事や決まったことを行っていれば、それほど評価が下がることはないでしょう、
自由度が高いということは、どんな手順で何を行うかを自分で考える必要があります。
私も「大いなる自由には大いなる責任が伴う」という事を肝に銘じて日々頑張っています
逆に頑張ろうと思えばいくらでも頑張れる環境があると感じています。
最近の話題ではTwitter社のリストラでも話題になりましたが、やっぱり外資系はドライな部分があるのも事実なので
正しい成果を出して評価してもらえるように、自己管理が必要だと感じます。
収入をアップしたい人!
やっぱり一番は収入が上がること、これは本当に上がります。
いわゆる年収の他にRestricted Stock Unit(RSU)譲渡制限付株式ユニットなどによって高額の報酬を手にすることも可能です。
RSUは会社によって制度が異なりますが、勤務継続によって会社の株式の権利が付与されるといった仕組みになります。
製薬会社の株価は、新薬の開発などによって大きく上昇することも多いため、夢のある制度だと思います。
ジェンマブ、ギリアド、バイオジェンなどはRSUの付与があるケースも耳にします。
RSUは勤続年数に応じて付与されることが多いため、長期で優秀なスタッフを引き留める効果を期待して
行っている場合が多いので、RSUのメリットを受けるためには、会社選びの際に長期で働いていけるかどうかの見極めが重要だと思います。
実際、転職活動はどうなの?
実際の転職活動についてどのように転職活動をするのがベストでしょうか?
タイミングが一番!
正直タイミングが一番だと思います。
あなたの優秀さも当然転職にあたって重要な要素ではありますが、
求人がされていない場合、採用してもらうことは難しいです。
転職を考え始めたタイミングでアンテナを張って情報収集を行いましょう!
私は転職エージェントを利用しました。
転職活動をするにあたって、「ジェンマブ 求人」「ギリアド 求人」などと検索してみたものの
なかなか「採用ページ」みたいなドンピシャなページを見つけることが出来ませんでした。
リクナビやマイナビなどにも掲載されておらず・・。
先に転職していた現在の職場の先輩に聞いたところ
世の中には「非公開求人」といういわゆる公開されていない求人というものが存在することを知りました。
当時はなぜ、そんなことをするのだろうと思ったのですが、外資系企業で大きな人事や管理部機能を有していない日本法人の場合、採用の求人や応募者のスクリーニングなども
外部リソースの転職エージェントを活用することが効率的と考えているケースが多いようです。
転職エージェントの利用は企業側にとってもメリットのある採用方法のようです。
オススメの転職エージェントJAC Recruitment
いざ登録
求職者はエージェント登録は無料、採用時の成果報酬として企業からお金をもらっているとの事だったので、企業側に偏っているのかなと思ってかなり警戒していたのですが、実際には応募者にかなり寄り添ってくれて
親身になって転職の相談に乗ってくれました。やっぱりミスマッチになってすぐに退職してしまうと企業にとっても応募者にとっても良くないので、そのあたりはかなり細かに気にされている感じでした。
当時の私は「〇〇社に興味があるんですけど求人、取り扱ってますか?」みたいな感じで相談していたのですが、
担当者さん「なぜ、〇〇社に興味があるんですか?」
私「〇〇社で△△をやりたいのです!」
担当者さん「〇〇社との取引もありますが、△△であれば◇◇社の募集もありますよ。RSUもあって待遇面ではこちらの方が有利かもしれません」
など細かなアドバイスをいただくことが出来ました、
当時の私はRSUも知らず、担当者さんに丁寧に教えていただきました。
月日は流れて・・。
働きながらの転職活動だったため、エージェントに行ってから半年以上経過したある日の事、エージェントの担当者さんからおすすめの募集の情報が届きました。
取り組みたい仕事の内容も希望通りで条件についても良い条件でした。
面接についてもどのようなことが聞かれるかなど、細かなサポートも受けることができ安心して面接に挑むことができました。面接前に私の職務経歴などは、概ね担当者の方が先方に伝えていたため終始和やかな雑談ムードで面接を終えました。内定に向けての最終的な調整、待遇面や入社後のポジション、入社日の調整なども担当者の方にお願いができました。
そんなこんなで、あまり苦労せずに現在の仕事に就くことができました。
外資系からの転職活動
外資系に身を置いて感じたことは、人の動きが活発であるということ、一度外資系に入社した人は、別の外資系に転職するケースが多いと感じています。
それは転職回数が多いことなどが、デメリットとされないからだと思います。また、転職して年収が上がるケースも多く、やはりステップアップとしての転職が成立していると感じます。
そのため企業側も優秀な人材に長く働いてもらうために、RSUなどの制度を取り入れたり待遇面を向上させたりしているので、働く側にとっては外資系勤務のメリットは大きいと思います!
興味のある方は一度検討してみてはいかがでしょうか?