私も以前から興味を持っていたアレクシオンファーマ。
アストラゼネカ社に買収されたのは以前のブログでも記載致しました。
そしてついに、あのアレクシオンファーマに早期退職の噂が立ちました。
本当なのでしょうか?
アレクシオンファーマ、ついに早期退職制度の開始か?
英・アストラゼネカ(AZ)は2020年12月12月12日、米・アレクシオン・ファーマシューティカルズを買収することで最終合意したと発表しました。
買収金額は、390億ドル(約4兆円)もなり、アストラゼネカは「買収により、免疫学分野におけるプレゼンスを高めることができる。
免疫学分野とプレシジョン・メディシンの専門知識を組み合わせることで、より多くの患者に人生を変える医薬品を提供するイノベーションを起こすことができる」として、時価総額もかなり上がってきました。
合併後は現在アレクシオンの本社のある米・マサチューセッツ州ボストンに希少疾患本部を設立する予定としており、日本法人もアストラゼネカの希少疾患本部設立に合わせて合併のスケジュールと聞いておりました。
スケジュールはその通りなのですが、その際にパッケージが発表されるのではないかとの噂が立っています。
アレクシオンMRの給料は高すぎる?
アレクシオンのMR(社内ではMCCとの称呼)の年収は業界でもトップクラスとの話があります。
1MRが大手製薬会社の部長と同じレベル(年収2000万円クラス)の方もいるとの話もあります。
その理由は付与されるRSUの株数がかなり多いからです。
一般的なアストラゼネカのMRは700万円から1200万円といわれており、両社合併後はアレクシオン出身のMRは相当年収が下がるだろうとの予測が立っていました。
ですが、ここにきてパッケージでかなり減らすのではないかとの話が出てきております。
アストラゼネカはパッケージを今までほとんどしたことがなく、自主的な退職を促すことで社員数を減らしてきただけに驚きです。
そう簡単にアレクシオンのMRが応じるのかなあと感じていましたが、かなり魅力的なパッケージのようです。
そもそもRSUとは
RSUとはRestricted Stock Unit(リストリクテッド・ストック・ユニット)の略語で、日本語では「譲渡制限付き株式ユニット」と訳されます。
RSUを簡単に言うと「自社株を数年に分けてもらう権利を付与される制度」のこと。
RSUはアメリカの企業では、ボーナスの一部として普及しています。
日本では、主に外資系企業において給与体系の一部として浸透しています。
アレクシオンでは付与された3年後から自社株を現金化する権利が与えられます。
逆に言うと3年間は付与された自社株を現金化することが出来ません。
今回のパッケージでは給与の保証だけではなく、この付与された自社株も上乗せに保証されるとの噂なのです。
かなり条件が良いですよね。
最終的には今年の秋くらいには発表になるとの話。
現在も募集をしているアレクシオンですが、細かい条件を見てから動いた方が良いかもですね。