サンファーマが皮膚領域担当MRを急募
サンファーマってご存じですか?
まだまだ歴史が浅い会社ですが、とても魅力的なパイプラインの会社です。
元々はインドに本社を置く、売上高世界第4位のジェネリック医薬品メーカー「サンファーマ」の日本法人。
世界に44の製造拠点を有し、150カ国以上で医薬品を販売しています。
皮膚科、がん、眼科の領域にフォーカスして研究開発投資を行なっており、生物製剤など新薬を含めた事業展開をグローバルに推進。
2020年1月には皮膚に特化した日系の製薬会社「(株)ポーラファルマ」の合併を完了しています。
主力は皮膚科領域に特化
同社日本法人は皮膚科領域のスペシャリティファーマとして新薬、長期収載品、ジェネリックを扱う。
これまでにノバルティスから長期収載品を承継したほか、20年1月1日付で皮膚科に特化した製薬企業ポーラファルマを吸収合併し、「新生サンファーマ」として始動した。
新薬としては旧ポーラが手掛けていた尋常性ざ瘡治療配合薬デュアックや抗真菌薬ルリコンのほか、佐藤製薬と共同販売している爪白癬治療薬ルコナック――を販売中で、ここに今回イルミアが加わった。
サンファーマ日本法人の中道淳一社長は、「サンファーマとして日本市場で初めて発売する新薬がイルミア」とし、「当社が日本において製品ポートフォリオを拡充していく上で、イルミアの発売は非常に重要なマイルストーン」だとしている。
期待の新製品「イルミア」とは
イルミアはヒト化抗ヒトIL-23p19モノクローナル抗体製剤。同剤が結合するIL-23(インターロイキン-23)は自己免疫性炎症疾患に関与する17型ヘルパーT細胞の維持及び活性化に関与するサイトカインで、同剤がIL-23に結合することでIL-23とIL-23受容体との結合を阻害し、炎症性サイトカイン及びケモカインの遊離を抑制する。
チルドラキズマブとして1回100mgを初回、4週後に投与した後は、12週間隔投与で用いる。薬価は100mg1mL1筒48万7413円(1日薬価:5803円)。
同種同効薬にはアッヴィが製造販売元のスキリージ皮下注などがある。
ターゲットは中等症から重症の尋常性乾癬で他の生物学的製剤とほぼ同じと考えても良いかと思います。
しかし、乾癬も競争が激しくなってきましたね。。
乾癬治療薬
ヒュミラ(一般名:アダリムマブ):TNFα阻害
シムジア(一般名:セルトリズマブ):ペグ化TNFα阻害
ステラーラ(一般名:ウステキヌマブ):IL-12とIL-23阻害
トレムフィア(一般名:グセルクマブ):IL-23阻害(p19サブユニットを阻害)
スキリージ(一般名:リサンキズマブ):IL-23阻害(p19サブユニットを阻害)
コセンティクス(一般名:セクキヌマブ):IL-17A阻害
トルツ(一般名:イキセキズマブ):IL-17A阻害
ルミセフ(一般名:ブロダルマブ):IL-17受容体A阻害
これだけありますから、当然、即戦力を求めているかと思います。
気になる求人情報は
必須要件としては
・MR認定資格
・普通自動車免許
上記に加え、下記すべての要件を満たす方
・3年以上の新薬MR経験(CSO在籍者も応募可)
・基幹病院以上の施設規模でのMR経験を3年以上お持ちの方
と特に皮膚科領域の経験が必須との記載がはありません。
確認したところ、プライマリーからの応募も可能との事です。
年収のレンジは950万円までと昨今の状況からも満足出来る状況かと思います。
給与交渉や採用条件などはエージェントに確認した方が確実な情報が得られると思います。
詳細についてはJACなどの転職エージェントに確認をした方が良いと思います。
特にJACはこういったスタートアップ案件に強く、他にも年収800万円以上の案件なども多数持っています。
これから希少疾患領域の会社から目が離せません。